農たりんブログ

雇われ農家の農たりん旅田が将来独立就農し、エコロジカルな生き方を模索します!

トラブル続出!乗り切れるか??

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ご無沙汰してます。

8月は忙しかったです。まさに字のごとく心が死んでいました。

 

「幸せを数えたら貴方はすぐ幸せになれる」  ショーペン・ハウエル

この言葉を思い出しました。
得に8月は週末意外はほとんど数えてなかったですね。
仕事が楽しくて然るべきなのですが、いろいろとトラブルがあったのでそんな余裕というか心持ちがなかったです。

トラブルというのは農機の故障や不良、不足による作業の遅れです。
畑の農機置場で3年ほど黙ってたイセキのトラクターとこのトラクターに草を刈るためのロータリーモア(これも数年間不使用)を装備させて7月から復活させました。
案の定久々の使用だったので不良や故障が数箇所出ました。

まずはロータリーモアの刃の交換と刃を取り付けるプレートのいがみを直し、モア側のユニバーサルジョイントを取り付けるオスの部品の交換など、これらは愛媛農機さんにやってもらいました。
使用中ハンドルを回す度に、一定のところで違和感が。そのまま使っていると今度はハンドルがバカになりました。
これも愛媛農機さんと一緒に直しました。

ロータリーモアで雑草を刈って野焼きしてトラクターですきこむという一連の作業をしたところ、野焼きとトラクターの作業が予想以上に時間がかかりました。

なのでボスに急遽ヤフオクで中古のフレールモアを落札していただいたのですが、引取限定の取引で場所が長野県という無茶ぶりをくらいました。盆の帰省のついでに長野へ。エアコンなしパワステなしの軽トラで和歌山⇒長野⇒愛媛を高速でぶっ飛ばしたら高速代とガソリン代でフレールモアの値段を超えました。農機は高くても送ってもらえるのを買いましょう。

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肝心の畑ですが(上写真はゴボウ)、教わった通りならはっきり言ってアウトです。雨の全く降らず、土がカラカラに乾いた状態で畝立て&太陽熱(透明)マルチ張りを決行。畝立てと同時に動噴の水を畝のなかに入れましたが水量がなさ過ぎて付け焼き刃にもなってません。

こうなるなら8月末の雨が降るまで待ってからマルチ張りすればよかったです。

玉ねぎの苗床の太陽熱養生処理の具合も超微妙です。まだ枯れた雑草がわんさか残ってる。。。でもそろそろ種まかなきゃ。。発芽後の成育に障害が出そうな予感しかしない。先週の台風通過前の雨の直前までに人参と玉ねぎの播種をしておきました。

とまあ今までやってなかったことをやるといろいろとトラブル続出でその分勉強になります。

さっき思い出したのですが、去年人参の種をまいた時は今年みたく枯れ草ではなく生草が土の中に入っていた記憶があります。ごんべえで播種しているときも根を生やしたばかりの雑草をかき分けながら播種していました。

ということは去年よりはマシなものができるのでは?でも実際は??

 

そんな不安の中、先週の日曜に東広島にて岡本よりたかさんの無肥料セミナーに参加しました。

根幹は台風により雨が降っていたため、畑での解説・説明はほどほどに屋内での座学と質疑応答が中心となりました。

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自分が聞きたい事は専門用語を要するため、家庭菜園をしている参加者が大半を占めているためセミナーが終わってからウチの畑大丈夫ですかと岡本さんに聞きました。すると、「一時的にチッソ飢餓に陥るが問題はない」というありがたいお言葉をいただいたので一安心。次の日畑を見るとたった一日の雨であんなにカラカラのサラサラだった土がフワフワしてかつ思った以上に温度が上がっていない。

これはもしかしていい人参ができるかも

と期待しています。ちゃんと芽出ておくれよ。

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ゴボウも雨で完全復活しました!

 

ちなみにトマトは大失敗しました。とほほ。。。